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アートの日

本日は「アートの日」
そして鏡開きです。


えー、今更ながらですが

明けましておめでとうございます。

本年も前向きにがんばりますので、よろしくお願いいたします。

ここでお知らせ。

このサイト、会社のホームページであるにもかかわらず、会社の事業事業がアップされないまま、お遊びのことばかりでした。

そこで、心機一転、カテゴリの「森の番人S CAFE」の内容は別のサイトに移動いたします。

同じエキサイトのブログ

その名も「森の番人のおもちゃ箱」です。

本サイト同様、かわいがってやって下さい。

それでは本年もよろしくお願いいたします。
# by morinobangoya | 2009-01-10 05:39 | (有)丸万フォレスターズ

最近のお勧め管理釣り場

ここ最近、私の中で、フライフィッシング熱が盛り上がっています。

先日は息子とその同級生を連れて標高の高い管理釣り場へ行ってきました。

しかし、駐車場は満車、小さいエリアには3~5メートルおきに釣り人が立ち、入れ替わり、立ち替わりルアーやフライをなげこんでいる状態。

当然、子供たちはボウズ。私はフライで何とか数匹釣り上げましたが、やたらギスギスした雰囲気が漂い、さわやかな高原の空気とはうらはらに、すっきりとしない気分でした。

そこで何とかのんびりできる(できればフライ専用の)管理釣り場はないかと探していたら、

ありました。(以前から知ってはいたのですが)

「岡崎トラウトポンド」 

ここはフライフィッシャーなら知らない人はいない、ハイパーエキスパート「杉坂研治氏」が運営する管理釣り場で、少し前まではフライ専用でした。とても近場なのですが、敷居が高そうで、行くことをためらっていたエリアでもありました。

しかし今シーズンはここにチャレンジしてみよう、よかったらフライに興味をもちはじめた子供たちも連れてきてやろうと、まずは一人で行ってきました。

早朝のトラウトポンド(通称トラポン)です。
最近のお勧め管理釣り場_f0158446_150079.jpg


水は少々濁ってますが、流れ込みの上流には民家は一軒もなく水質は抜群だということです。


人工的に掘った池ではなく小川をせき止めた灌漑用の池なので、木の枝も張り出していて、新緑のシーズンが楽しみです。
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ここの常連さんに聞くと「朝夕はソフトハックル、日中はマーカーフィッシングで楽しめるよ」とのこと。言われたとおりにやってみますが、ソフトハックルには反応なし(私の巻いたフライが悪いのかも)

マーカーに切り替えました。フライは自作のオクトパスボム。すぐに反応があり、小型のホーライ鱒が続けてヒット。さらにカラーをチャートからブラックにかえて第一投目。マーカーが激しくひきこまれ合わせると今までとは違うずっしりとした手ごたえ。大物が首を振っているのがわかります。その直後にそいつは私が立っている桟橋下へと突進してきました。あっという間に自分の後方に鱒がいる状態になり、当然竿は根元から折れ曲がっています。なんとか何度もの突進をいなしながら取り込んだのは虹鱒。サイズは50センチをはるかに越えてます。ひさしぶりにリールでドラグを使いながらのファイトでした。
最近のお勧め管理釣り場_f0158446_152614.jpg


その後同サイズをもう一回ヒットさせ、取り込みに成功。続けてやや小型ですが(30センチは越えてます)とてもきれいな虹鱒をゲット。
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少し余裕が出てきました。周りを見回すと、あちらこちらでヒットしてます。

フライを再びチェンジし、奥の桟橋から流れ込みに向かってキャスト。上手く木の枝の下に入りました。こつんとしたアタリがマーカーに出たので合わせると、先ほどよりも軽く感じましたが、ギラリと反転した魚体を見てビックリ。60センチオーバーです。そこからが圧巻でした。ものすごい勢いで私のほうにダッシュしてきて足元の桟橋をくぐりぬけると、そのまま沖に向かって突進し、まったく止めることができません。5Xのティペットはあっけなくぶち切られました。

人生初の60センチオーバーでしたが、ゲットすることはできませんでした。でも楽しかった。

その後はこれも初の45センチオーバーのブラウンをゲット(水面にでたフライを追い食いしてきました)。ブラウンならではの、いかつい顔つきです。
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ここで、きりよく納竿しました。

いつも、よほど釣れているらしく、まわりの人は「今日は釣れんねー」と言ってましたが、いつも釣れない私にはこれで充分です。

これからが楽しみなエリアです。今度は息子を連れて行こうかな。
# by morinobangoya | 2008-11-16 01:57 | フライフィッシング

インパクト絶大!

思わず「 はいっ!わかりましたっ005.gif

と言ってしまいそうです。

豊橋市内のコンビニにて。

インパクト絶大!_f0158446_1657121.jpg

# by morinobangoya | 2008-10-28 16:57 | 森の番人s cafe

土曜学校開放で訪問授業!

10月18日(土)は、鳳来西小学校の今年度2回目の土曜学校開放の日です。
今回は私が企画担当を受け持ちました。

そこで提案し、承認していただいたのが、いつもは5年生をターゲットに行なっている「訪問授業」です。完全複式のうちの小学校では通常、受け入れられないのですが、無理を言って全校生徒対象にアレンジしていただき、木工教室も開かせていただきました。

森林bの大切さと森が持つ機能、そして木を使うことで環境に貢献することなどを子供と保護者である大人に学んでいただくのがねらいです。

受け持つ講師陣は「穂の国森づくりの会」、新城設楽農林水産事務所林務課、そして我らが新城木材青壮年会の3団体です。

まずは穂の国の森田さんによるおなじみの実験です。
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少々古い表現ですが、「つかみはOK!」と言う感じ。

続いて林務課の上原さんによるパワーポイントを使った森を守る仕事の説明です。
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そして今回は私が講師をつとめさせていただいた「木の強さや、木を使うことの意味」の説明。
(自分がしゃべったので写真はありません)

ちょっと難しかったかな?気の早い子は、もう木工工作に気持ちがいってます。

そして、名づけて「ティッシュですカー」(木のタイヤ付のティッシュボックスです)を参加者みんなで作りました。
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天気がよく暑いくらいでしたが、おまけの部品で思い思いにカスタマイズして持ち帰ってもらいました。この作品を見るたびに森の大切さを思い出していただけたらと思います。
# by morinobangoya | 2008-10-23 16:43 | 木材青壮年会活動

感動! 

さて、前回の続きです。

もう一つ見たかった展覧会がこれです。

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「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」 場所は渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムです。
フェルメール展を見終わり、山手線を真反対にぐるっとまわって渋谷にたどりつきました。

さすが、若者の町、活気にあふれてます。私には少し苦手です。

渋谷駅から5分ほど歩くと、会場に着きました。

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さすがにフェルメールほどの知名度、話題性がないので比較的すいています。

私が「ミレイ」に興味を持ったのは、画商として資格を取得するために西洋の美術史をまなんでいた頃です。西洋絵画史の本を見ていた時にある作品が目にとびこんできました。それが掲載した展示会のチラシの作品「オフィーリア」です。

バルビゾン派の「ミレー」なら知っていましたが、(落穂ひろいで有名な作家。だれでも知ってますよね)、この作家は「ミレイ」です。しかもなんとも作品からはなんとも不思議な雰囲気がただよってきます。この少女はなぜ水につかっているのか?水浴びではないようだ。なんて悲しい目をしているのか?結論がでないまま気になっていた作家でした。

今回、紹介された「ミレイ」の作品は、代表作「オフィーリア」を含み、なんと73点にのぼります。
日本で初の本格的回顧展です。情報を入手した時から行きたくてたまりませんでした。

気になっていた作品「オフィーリア」が見られるとあって少し予習をしていきました。
作品は巨匠シェイクスピアの「ハムレット」の一場面で、婚約者に自分の父親を殺されたオフィーリアが半狂乱になり小川で溺死する瞬間を表現したものでした。やはり悲しい作品であることがわかりました。

さて、今回は入り口からじっくりとそれぞれの作品を観ることができました。作品をみていくうちに、この作家は天性の持ち主であるという感覚がしだいに大きくなっていきました。

そして会場にひときわクローズアップされている「オフィーリア」にたどりつきました。さすがに多くの人が見入っています。私も食い入るように作品を観察します。

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オフィーリア(拡大) 1851~52 油彩・キャンバス 上部アーチ型


見ているうちに目に涙がにじんできました。正気をうしなった目、少しあけた口からは祈りの歌が聞こえてきそうです。手に持った野の花はこぼれ落ち、すこしづつ流れていきます。この花、一本、一本に花言葉があり、それも作品の意図を表しているらしいのです。絵であるはずなのにまるでゆっくりと小川をオフィーリアが流れていくようです。これほど悲しい絵をみたのは初めてです。ただそのあとにこれほどの悲しみを表現できる「ミレイ」の天才的技法に感動しっぱなしでした。

しばらくその場を動けませんでした。そんな人がほとんどでした。

その後、われに返ったように作品をまたじっくりと観ていきます。代表作をみてしまったあとは少しペースが上がるのがいつものパターンですが、今回は違いました。

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         1746年の放免令 1852~53 油彩・キャンバス


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         マリアナ 1850 油彩・板(マホガニー材)

この作家、とにかく上手い。とてつもなく上手い!

ファンシーピクチャーとよばれる子供たちを描いた作品や上流階級の婦人を描いた人物画、スコットランドの風景、どれをとっても天才的です。

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         初めての説教 1863 油彩・キャンバス


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         二度目の説教 1863~64 油彩キャンバス
 

私は「マネ」や「ベラスケス」といった黒を上手く使う作家が好きですが、自分の中で間違いなく「ミレイ」はトップに躍り出てしまいました。

また今回の展覧会は今まで見た美術展で文句なく一番です。

そして新幹線の中で余韻に浸りながら、東京からの帰路に着きました。
# by morinobangoya | 2008-10-01 10:15 | アート事業